【改葬(墓の引っ越し)】
☆当事務所では、「改葬(墓の引っ越し)」などの業務も取り扱っております。☆
[墓の引っ越し]
一般に“お墓の引っ越し”と呼ばれるものがございますが、こちらは既に建てられているお墓を別の場所に移動することをいいます。
その種類にはおおよそ3種類あるといわれております。(次項目参照)
お墓の引っ越しのことを行政では「改葬」とよばれております。
「改葬」については許可が必要でございます。
[墓の引っ越しの種類]
お墓の引っ越しには、その規模や形態によって、おおよそ次にかかげる3種類があるといわれています。
・募石の引っ越し(石碑および土も含めて丸ごとの移動)
・お骨の引っ越し(お墓の中の骨と土のみを移動、通常ですと旧墓は撤去し新しい先で石碑を建てます。)
・分骨(お墓と土の一部のみの移動、旧墓はそのまま残ることとなります。)
[手続きの流れ]
①引っ越し先を決定
②受入証明書を取得(引っ越し先の墓地管理者より発行してもらいます。)
③改葬許可申請書を取得(現在の墓地のある自治体より入手します。)
④改葬許可申請書への記載等(現在の墓地管理者に行っていただくこととなります。)
⑤受入証明書および改葬許可申請書を自治体へ提出(現在の墓地のある自治体へ提出。)
⑥自治体からの許可(現在の墓地のある自治体から改葬許可証の発行がなされます。)
⑦引っ越し先規約等に従って手続き(旧墓の撤去など)
⑧改葬許可証を引っ越し先管理者へ提出
⑨納骨(その他、開眼供養等、を行う。)
[改葬許可申請書]
改葬許可申請書については、引っ越し先のそれぞれの自治体によった書式にて行うこととなります。(形式は各自治体ごと異なった独自様式となっています。)
この手続きをするうえで必要となるものに除籍謄本ないし戸籍謄本などがございます。
これは、ほとんどの自治体の書式にて氏名・死亡年月日・死亡時の住所、などを記載する欄が設けられているからです。
その他に、仮装年月日も記載することが一般的となっています。